目黒駅から五反田駅にかけての西側エリアは、武蔵野の台地が目黒川や山手通りに向かい低く下りていく地形になっており、いまも町工場や清掃工場などが点在している。目黒駅とその周辺は生活利便性に富み、商店街、飲食店街も発達している。2000年には地下鉄の駅が開業して、交通の利便性がますます高まった。また、2002年にはJR・東急線目黒駅ビルのアトレもオープン。山手線に沿って恵比寿駅方向へ歩けば、恵比寿ガーデンプレイスに至る。高級感と庶民的なイメージが非常によくバランスのとれた、じつに暮らしやすいエリアといえるだろう。しかも、中古価格の減価率は相対的に低い。南北線と三田線の乗り入れや東急線の駅ビル再開発が、功を奏したと思われる。なお、このような都心の高級エリアでは、駅からの徒歩時間は資産価値にあまり関係ないので注意したい。駅に近いほうが価値があるという思い込みは、街の形成条件が単調な地方新興都市や郊外の法則である。
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